この「インプット大全」は、「アウトプット大全」と同様に見開き2ページでひとつの項目に関して記載されており、自分の気になるところから読める、ような構成になってます。
「アウトプット大全」と同様に、とても学びの多いので、すべてを受け入れようとするとオーバーフローしてしまいますが、その時、その時に必要な項目を読んでいく、というのが正しい読み方だと思います。
では、本書でも、勧められているように、「3つの気付き」と「3つのTO DO」で本書の感想を記載してみます。
3つの気付き
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「ザル読み」、「ザル聞き」、「ザル見」は、だめである。目標設定をしてインプットしよう。私も「なんとなくインプット」が多いが、それはあらためよう。
(CHAPTER1 インプットの基本法則1、2) -
ネット情報における「アウトプット」は「シェアする」
ということである。そうか、ネット記事をみた場合でもアウトプットできるのか。
(51シェアする) -
「3つの気付き」と「3つのTO DO」があれば、十分である。その代わり、サイクルを高速で回すことで、無限の学びをしていくことができるのである。人間が一度に処理できる能力は限られている。この3という数字が大事である。
(CHAPTER7 学びを欲張らない 学びを欲張る)
3つのTO DO
- ネット記事, YouTubeで、良いものがあったらtwitterにシェアする。
- 本は、「他人に説明できるレベル」を目指しつつ、「3つの気付き」と「3つのTO DO」を残していくようにする。
- 本を買ったら「パラパラ読み」で全体を把握し、気になるところは付箋を張るようにする。
まとめ
膨大なアウトプットをしている、著者の樺沢紫苑さんですが、それは良質かつ効率的なインプットに支えられているのである。その能力を得るためのキーワードは、「深読」と「欲張らない」「高速で回す」だと思いました。これは、訓練すれば身につけられるものと思うので、私もそれを意識していきたいと思います。