『学びを結果に変えるアウトプット大全』 〜 学びしかない

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言わずと知れた50万部以上発行された樺沢紫苑著の『学びを結果に変えるアウトプット大全』は学びが多い、というより学びしかない。

あまりにも学びが多いので、一度読んだだけでは、すべてを消化することはできない。

手元に置いて、何度でも見返すべき書だと思います。

  1. 本書の特徴
  2. 気付き
    1. 自分の取り組みがまだまだ甘い
    2. 時間を決めてやる、だらだらやらない
  3. 今後やっていきたいこと
    1. 1. 日記を10分で書く
    2. 「30点の完成品」を素早く作成することを目指す
    3. 自分の目標に対する結果を日々記録する
  4. 関連動画
    1. サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
    2. 文学YouTuberベル
  5. 気になった項目
    1. 効果的なフィードバックの4つの方法 「成果」を「成長」につなげるためのステップ
    2. 15 議論する 必要なのは、入念な下準備と少しの勇気
    3. 37 上手な文章を書く 「たくさん読んで、書く」以外の道はなし
    4. 38 速く文章を書く 「設計図」しだいで、文章が3倍速で書ける
    5. 40 TO DOリストを書く 朝イチでやる、1日で最重要な仕事
    6. 41 気付きをメモする アイデアを逃したくなければ、勝負は30秒
    7. 52 要約する 140字で鍛える「要約カード」「思考力」
    8. 57 メールを送る 朝イチのメールチェック&返信は5分以内
    9. 61 続ける 結果を出すための究極の成功法則
    10. 68 やってみる トライしなければ、永久に今のまま
    11. 72 完成させる「30点の完成品」を、時間をかけ て磨き上げる
    12. 80 時間管理する 1日15分の「スキマ時間」を活用
    13. アウトプット力を高める7つのトレーニング法 その1 日記を書く
    14. アウトプット力を高める7つのトレーニング法 その3 読書感想を書く
    15. アウトプット力を高める7つのトレーニング法 その6 ブログを書く

本書の特徴

アウトプットの達人の樺沢紫苑さんによる、アウトプットの極意のすべてが詰まっている、まさに「大全」といっていい内容です。

特に良かったのが、本書には具体的な数字が盛りだくさんなので実践時に何をどれぐらいやればいいのか、目安がわかるということです。

例えばブログの「100-300-1000の法則」。

ブログの記事数が100, 300, 1000前後で、大きくレベルアップするポイントが存在する、とのことです。

宮本武蔵の「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」という言葉のように、具体性があり、それにむけてがんぼろう、という気持ちになります。

気付き

本書を読んでの気付きを2つだけあげます。

自分の取り組みがまだまだ甘い

前述のブログの記事数もそうだし、議論の準備として想定問答集を100個作ろう、など、そういった努力をまだまだ何もやっていないな、ということに気付かされます。

うまくいかない、と嘆くまえに、やるべき努力をやっているのか?ということが突きつけられた気がします。

時間を決めてやる、だらだらやらない

本書では、「読書や映画の感想等のTwitterの投稿を制限時間5分で」、「1日15分、1アウトプットから」、「ブログ1記事30分」などと、制限時間を決めてアウトプットするように推奨されています。

私も何でもやりだすと、時間をかけてしまいがちです。

しかし、樺沢紫苑さんのように、日々、大量にアウトプットできるようになるためには、ダラダラやらないことが、本当に大事になると思います。

ただ、短い時間でアウトプットしても、質が低ければ意味がない、と思ってしまいがちです。

しかし、大丈夫です。本書の以下の言葉にもあるように、アウトプットをしていけば「自己成長」します。

「自己成長」とは、つまり質が向上することとイコールであると思います。

「自己成長」はアウトプットの量に比例するのです。

今後やっていきたいこと

本書を読んで、色々と取り組みたいことがでてきました。

その中で、3つの取組みを記載します。

1. 日記を10分で書く

日記を書く習慣はあったのですが、ついつい書きすぎて、時間も20分、30分と長くなっていきました。

そうなると、日によっては億劫になって、書かない日もでてきてしまいました。

ここは、もう、10分というように決めて、日記を書くことにします。

そして、なるべく毎日書けるようにしたいと思います。

「30点の完成品」を素早く作成することを目指す

これは、リーンスタートアップのMVP(Minimum Viable Product)の考え方にも通じる、と思いました。

つまり、最小限の価値を持つ製品を素早く作って、市場に投入し、フィードバックを得て、それを元に製品を改良していく、といった方法です。

仕事でも「30点の完成品」を早めにつくって、残りの時間をブラッシュアップに当てることで、結果的にいいものができあがるのです。

「30点」という感覚をつかむのは非常に難しいです。

これは、実際の感覚よりも、相当「ラフ」な仕上がりかもしれません。

しかし、一度でも”完成”という状態になれば、心の余裕も生まれ、内容の深化も進むと思います。

これは普段の仕事から取り入れていけることだと思いました。

自分の目標に対する結果を日々記録する

例えば、「ブログで100記事作成する」、という目標であれば、毎日、合計の記事数を手帳に書くようにします。

それに加えて、ブログのために使った時間も合わせて記録します。

まったく記事が仕上がらない日が続いたとしても、目標達成へのモチベーションが下がらずに、進めていくことができると思います。

関連動画

「アウトプット大全」は、大ベストセラーだけあって、多くの人気YouTuberが解説動画を出しています。

私のお気に入りは、以下です。

サラタメさん【サラリーマンYouTuber】

サラタメさんのテンポの良い語りが心地よい。

サラタメ式にざっくりまとめてくれています。

文学YouTuberベル

網羅的でわかりやすい説明です。

また、実際にベルさんが本の内容を実践した結果も語られており、オリジナルな書評になっています。

インプットしたらすぐにアウトプット。私も真似したいと思います。

また、ベルさんのやんわりとした一部内容の批判も見どころです。

最後の苦しいギャグは、いつものお約束。

それも含めて、魅力的な動画です。

気になった項目

本書の中で、気になった項目と、簡単なメモを記載します。

効果的なフィードバックの4つの方法 「成果」を「成長」につなげるためのステップ

「なぜ」は放置してはいけません。

15 議論する 必要なのは、入念な下準備と少しの勇気

入念な準備をする。想定問答集を作る。どれくらい作るか?「10-30-100の法則」で作る。

37 上手な文章を書く 「たくさん読んで、書く」以外の道はなし

参考図書として、以下があげられています。ぜひ、読んでおきたいです。



38 速く文章を書く 「設計図」しだいで、文章が3倍速で書ける

ブログ1記事30分

報告書1時間

40 TO DOリストを書く 朝イチでやる、1日で最重要な仕事

3分でTO DOリストを書きながら、今日1日の仕事の流れを確認

41 気付きをメモする アイデアを逃したくなければ、勝負は30秒

気付きを得たら、30秒以内にメモにかく。

52 要約する 140字で鍛える「要約カード」「思考力」

読書や映画の感想等のTwitterの投稿は、「最初は制限時間5分」でやろうとのこと。

57 メールを送る 朝イチのメールチェック&返信は5分以内

61 続ける 結果を出すための究極の成功法則

何か目標を達成したい場合は、毎日、記録をつけることをおすすめします。

68 やってみる トライしなければ、永久に今のまま

人生で失敗はない。エラーはある。ゲーム 継続中。

72 完成させる「30点の完成品」を、時間をかけ て磨き上げる

30点で早く完成させる。これは、普段の仕事から使える。

80 時間管理する 1日15分の「スキマ時間」を活用

「1日15分、1アウトプットから」はじめよう、とのこと。

アウトプット力を高める7つのトレーニング法 その1 日記を書く

日記を5分or10分で書く。

アウトプット力を高める7つのトレーニング法 その3 読書感想を書く

10分で読書感想を書く。

アウトプット力を高める7つのトレーニング法 その6 ブログを書く

ブログの「100-300-1000の法則」

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