日付のセルのみをカウントしたい

以下のように、日付が入力されたセルのみをカウントしたいです。ハイフォン(-)は、カウントしたくないのです。

カウント系関数には何があるのか?

Excelには、以下のようなカウント系関数があります。

COUNT関数 : 範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。
COUNTA関数範囲内の、空白でないセルの個数を返します。
COUNTBLANK関数:範囲に含まれる空白セルの個数を返します。
COUNTIF関数: 指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。
COUNTIFS関数 : 特定の条件に一致するセルの個数を返します。

今回は、セルに日付の場合とハイフォンの場合があり、それらを区別する必要があるので、COUNTA関数は利用できなさそうです。上記のカウント係関数の中でも、もっとも自由度が高いCOUNTIF関数を使いましょう。

Excelで日付のみのセルをカウントする方法

「完了数」欄に、以下のように、“いつ以降?(ここでは、2019/1/1以降)という判断を(無理矢理)いれます。

<pre class="code" data-lang="Excel" data-unlink="" excel="">=COUNT[f:id:fujiyamaegg:20190901094136p:plain]IF (B2:B5, “>=2019/1/1”)

これにより、2019/1/1以降の日付のみをカウントします。

Excelでの日付データの持ち方

Excelでは、日付データを1900年1月1日を「1」とした連番(シリアル値)で管理しています。保持しているデータだけでは、それがただの数値か日付なのかは判断できません。表示形式の違いにより、「1」と表示したり、「1900/1/1」と表示したりします。今回の対処は、完璧ではありません。例えば、書式が数字になっていて「43466」と入力されていれば、それは「2019/1/1」と解釈されカウントされてしまうからです。つまり、 COUNTIF関数では、書式までは判断つかない、ということになります。ただし、少なくとも数字以外であれば、日付と判断することはないので、今回の要件であるハイフォン(-)はカウントから除外する、には応えることができます。